2009/10/22

秋の夜長に男が語り合う、近場の地下バー

~男のバーデビュー~ 定番のバー編 

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[エリア 赤坂]  ジャンル オーセンティックバー

J's bar 赤坂

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夜の赤坂を歩く…ほどもなく

こんばんは。神です。
秋深まる今日この頃、ゆっくり語り合うのにいい季節となりました。

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私たちがお送りする『グルメR25』も秋号が発行となり、束の間の余韻にひたれる時期。
リーダーのKと、お酒でものみながら今後のことを語ろうと、ここ赤坂にやってきました。

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向かう先は、オトコのふたり飲みにふさわしい
大人時間を過ごせそうなオーセンティックバー「J's Bar赤坂」。
赤坂駅から徒歩1分の好アクセスですから、初めてでも迷うことはなさそうです。

隠れ家といえば地下

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赤坂のど真中にありながら、地下に降りるだけで喧騒が遠のき、
隠れ家に身を潜めるときのような、緊張と高揚を覚えるのでした。

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店内に入ると、黒を基調としたインテリアとほどよい調光、心地よいジャズの音色に包まれ、
一瞬にして“ここだけの世界”に没入することができます。

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400種類以上のお酒が並ぶカウンターで私たちを迎えてくれたのは、
バーテンダー歴13年のベテラン、若松マネージャー。
仕事中はもちろん、それ以外のときもずっとお酒のことを考えていて
休日も先輩のお店で飲んで勉強するほど、お酒と生きている方です。

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「お酒のご注文はぜひバーテンダーにご相談ください」と、若松マネジャー。
ここJ's BARでも、一応カタチとしてのメニューは置いてあるものの
無数にあるお酒のなかから、好みの一杯にたどりつくのは至難の業といいます。

「飲みたいお酒のジャンルと味の好みを伝えていただければ、
私たちからおすすめお酒を提案させていただきます」(若松マネジャー)

お言葉に甘えて、さっそく一杯目のオーダーを。
ジン「気分をリフレッシュできる、さっぱりと飲みやすいお酒」
K「疲れた体に気合いが入る、パンチの効いた濃いめのカクテル」

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私ジンに選んでくれたのは、「タンカレーNO.10」のジントニック(1400円)。
定番より柑橘の味が強く、キンキンに冷やして飲むとその違いが際立つとのこと。

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Kには、若松マネジャーこだわりの「モヒート」(1400円)が。
キューバ発祥のモヒートは、ラテン語のラムバリオン=興奮を意味する「ラム」ベースのカクテル。

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ラムには熟成度に応じて「ホワイト」「ゴールド」「ダーク」の3種類あり、
モヒートにはホワイトを使用するのが通常なんだとか。

そこをJ's BARでは、ラム好きの若松マネジャーがこだわり抜いた結果、
ダークラムの「ハバナクラブアホネ7年」にたどりついたのだそうです。

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もうひとつ、若松マネジャーのこだわりが、ソーダで割らないこと。
そもそもクラッシュアイスを入れることで程よく薄まるので、
余計な水分は加えずお酒の味を生かすのがJ's BAR流です。

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手順も実に細やか。
まず、グラスにフレッシュなライムを入れてすりつぶし、
茎をはずしたミントの葉をちぎり入れて、さらにすりつぶします。
そこに少量のクラッシュアイスを加え、ラムを注ぎ、砂糖を入れて味を整えていきます。
(ここでガムシロップを使用するお店もありますが、もちろん水分のない粉末砂糖をチョイス)

そしてまた、ミントを入れ、アイスを加え、ラムを注ぐ…これを入念にくり返して
「通常は15分のお時間をいただいております」という贅沢な一杯ができ上がるのです。

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ぴんと背筋の伸びた姿勢でつづけられる一連の所作は、
メリハリが利いていて見た目にも心地よく
つい引き込まれてしまう大人のエンタテインメントでした。

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プロのセレクトと技が凝縮した魅惑の一杯を片手に「乾杯」。

K「『グルメR25』秋号、おつかれでした」
ジン「もう次が始まってますが、引き続きよろしくです」

ジントニックは注文どおりすっきりと飲みやすく、通でなくとも上質とわかる後味。
モヒートもまた、期待を裏切らないパンチの強さをきかせつつも、
ライムやミントと絶妙に組み合わさってさっぱりした飲み口に。

「のどごしはさっぱりなのに、しっかりラムの味わいが残っているのが不思議。
しかも、それがうまい!」と、Kも納得のようです。

 

 ガチレポメンバーに、ガチの一言≪前編≫

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おいしいお酒に気分もほぐれ、話はガチレポメンバーのキャラ分析に。

最初の標的は、意外にもワタル青年。
メンバーのなかではどちらかというと影の薄い存在ですが、
癒し系のイメージと実際の働きぶりとのギャップが印象的です。

ジン「彼はああ見えて、パートナーの仕切りなんかがとても大胆。ちょっと際どくない?と思うことをサラリと、でも一線を越えずに言ってのけるんですよ。たぶんあれは、全部計算づく」
K「それはほめすぎでしょ。オレに言わせればまだまだ青い」

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つづいて肉食系代表シンシン。
Kがジェラシーをにじませながら語ります。

K「ヤツの女ゴロシ能力はすごいね。サッカーに例えるなら、あいつのいる試合(合コン)は常に1トップ状態。最前線のマラドーナって感じ。ひとりでドリブルして全員抜いて、ゴールまで決めちゃうテクニックとパワーを持ってる」
ジン「たしかに。とても同じ国で育ったとは思えないポテンシャルの持ち主ですね」

 

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3人目は、メンバー1のお調子者、カズぽん。

ジン「彼、見た目もやさしいし、声のトーンなんか絶妙でしょ。僕の第一印象は“お調子者”とは程遠かったんですけどね。『メラビアンの法則』でしたっけ?」
K「彼は本質的に、お調子者のマザコンだねぇ。」

 

 バーのハーフタイム

 

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盛り上がってきたところで何かちょっとつまみたくなり、「野菜スティック」(1200円)をオーダー。
目にも鮮やかなニンジン、キュウリ、パプリカ、セロリ、ダイコンを
マヨネーズ、オリーブオイル(塩・こしょう)、そして自家製の合わせ味噌でいただきます。
(おすすめはやはり、オリジナルの合わせ味噌!)

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ふと、お酒のプロはどんなふうにお酒を飲むのか気になって尋ねてみました。

「そうですね…そこそこのお酒より、上質なお酒を飲んだほうが悪酔いしませんね。
たとえばいいブランデーを飲んだ次の日は、ブドウの香りがして気分も上々ですが、
安いお酒で下手をすると、私でも記憶をなくしたりします。
ですからお酒に弱い人ほど、たまに飲むならいいお酒をおすすめしたいですね」
(若松マネジャー)

バーのたしなみ≪2杯目≫

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そんなプロのアドバイスを生かして、2杯目の注文をすることに。
私はまさに“弱い人”なので、それでも飲み続けられるようにアルコール度数が低めで
でも大人がたしなむお酒として見栄えがする渋めのカクテルをリクエスト。

これにはブランデーをベースにした「ホーセズネック(馬の首)」(1500円)を提案してくれました。

 

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ホーセズネックとは、らせん状にむいたレモンの皮を丸ごと使い、
一筋につながったようすを馬の首に見立ててつけられた名前。
そこへブランデーを注ぎ、ジンジャーエールで割ります。
今回は辛口ジンジャーエールで知られる「ウィルキンソン」を使って
大人っぽく仕上げていただきました。

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飲むとまずレモンの香りが爽快に突き抜けますが、
舌の上でブランデーならではのやわらかな味わいが広がり、
さらに辛口ジンジャーエールがパンチのあるのどごしとなって
「贅沢な大人のお酒」を感じさせてくれます。

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Kの2杯目は、ずばりシングルモルト。
「一杯をじっくり長く楽しみたいので、ふだん飲まない濃厚な味のものを」
というオーダーへの回答が、
「ラガブーリンのカスクストリングスをトワイスアップで」(1800円)。

まるで呪文のようですが、
ラガブーリンとはスコットランド・アイラ島産の濃厚なシングルモルト。
とくにカスクストリングス=樽出しものはアルコール度数57%前後と
味・香りともに申し分ない強さがウリだそうです。

 

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そして、ハーフロック(お酒を水と氷半々で割る飲み方)を希望していたKに対し、
若松マネジャーの提案は、お酒と水を1:1で割る「トワイスアップ」。

本来、シングルモルトはストレートで、味や香りそのものを楽しむのがおすすめだそうですが
ラガブーリンの場合アルコール度数が高いので、トワイスアップでも十分に味わえるとのこと。

ただ、そこへさらに氷を入れてしまうと温度が下がってアルコールの揮発が鈍り、
香りが弱くなってしまうのがもったいない…ゆえにトワイスアップ。
それがプロの結論です。

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フタをした小ぶりのグラスを鼻元に近づけて開けると、
密閉されて純度を増した、モルトの豊潤な香りが…。

そしてひと口含めば、これまでに飲んだことのない
濃くて、強くて、深い味わいが…。

K「まさにシングルモルト、という感じ。味も香りもしっかりしてる。
次はぜひ、おすすめのストレートで飲んでみたいと思った」

若松マネジャーのお酒にまつわる“物語の力”なのでしょうか。
一杯一杯相談しながらお酒を飲むことによって
自分たちの価値観があらたまっていくのを感じました。

 ガチレポメンバーに、ガチの一言≪後編≫

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心地よい陶酔感に包まれながら、話題は再びガチレポメンバーへ。
次は紅一点のアヤ嬢。

ジン「彼女、男中心の編集部でごく自然体ですよね。このお酒のようにさっぱりしてて、スタンスや発言にも共感できる。いちいち騒いだり過剰に反応したりしないのは、マイペースの強さかな」
K「まあね、仕事ではね。プライベートでは、業の深い女だけどね」

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つづいて自他ともに草食系と認めるアッちゃん。

K「一言でいうと、ムーミンみたい。『モジモジしな~い~で♪』っっていうか、モジモジしてんじゃねーよお前!みたいな。でも、不思議とアヤ嬢の前ではモジモジしないな」
ジン「それはつまり、アッちゃんがアヤ嬢を女の子と見てないからじゃないですか。そうか、だから彼女、ガチレポメンバーになじむんだ♪」

 

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そして最後に、忘れるわけにはいかない長老格のモクさん。

ジン「……………………」
K「……………………」

二人「ただの酒好きエロおやじ・・・か。」

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ジン「意見が一致したところで、そろそろ失礼しますか」
K「そうしようか。今日はいいお酒だったね」

プロの仕事を惜しみなく披露してくれた若松マネジャー、ありがとうございました。

いいお酒を片手に語り合う相手がいる。
定番のバー(オーセンティックバー)は、大人であることの楽しみ方を感じさせてくれました。

 そして僕らはくり返す

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お店を出ると、ひんやりした夜風に秋の深まりを感じます。
Kはもう少し飲んでいくというので、お店の前で別れることに。

K「『グルメR25』秋号、おつかれでした」
ジン「もう次が始まってますが、引き続きよろしくです」

K「…なんかこれ、聞いたことあるね」
ジン「いや、たぶん気のせいでしょう」

おいしいお酒と過ごす大人時間はひとまずここまで。
明日からまた、僕らの日常が始まります。

・ジントニック 1,400円
・モヒート 1,400円
・ホーセズネック 1,500円
・ラガヴーリン 1,800円

・野菜スティック 1,200円
・チャージ 800円×2
・深夜料  10%

合計  9,790円(内税)

1時間半

お店の近さ ★★★★★ お酒の深さ ★★★★★ 会話の中身 ?????

[エリア 赤坂]  ジャンル 定番のバー

J's bar 赤坂

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