2009/10/28

上司におねだり「極上のご褒美 寿司会食」

~高級店マナー 寿司篇~

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[エリア 新宿]  ジャンル 寿司

銀座 久兵衛 京王プラザホテル店

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アキオ部長!覚えてます?

編集部内紅一点のアヤ嬢です。
グルメR25秋号の発行に向けて、多忙を極めた9月だったけど、
部長のアキオ部長の「無事終わったら、おいしいもの食べさせてやる」
という言葉を信じて、土気色の顔をごまかすためにチークを塗りたくって頑張りました。

無事に発行日を向かえ、仕事も一段落したので、アキオさんに約束を果たしてもらわなきゃ。
「約束覚えてますか?」(アヤ嬢)
「あれ、なんだっけ、釣りの話?」(アキオ部長)

上司なので平手打ちはマズイわね。思いとどまり本題へ。

「久兵衛に連れて行ってくれるって言ってたじゃないですか~。」(アヤ嬢)
忘れてるみたいだから憧れのお店をおねだりしてみます。
ダテGMにはイタリアンをおねだりしたから、今度はお寿司。
こちらも成功させたいわ!

「すまんすまん、忘れかけてたけど思い出した!頑張ってくれたもんな~よし、行こう!」(アキオ部長)
やっぱり持つべきものは、気前のいい上司です!
「ヨッシャー!」

新宿駅に到着

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新宿駅の西口でアキオさんと落ち合い、都庁方面へと向かいます。
「お、今日はビシッと決まってるじゃん、アヤ嬢も頑張れば意外とできるんだな。」(アキオ部長)
「アキオさんに似合う女性にならなくちゃと思って。」(アヤ嬢)
「おお、そうかそうか。そんなこと言われたら、オジさんイチコロだな。」(アキオ部長)

これで財布のひもも10%増しでゆるんだはず。

意外と乙女なんですアピールで、次回への布石を打つことを忘れません。

「じゃ、ホテルに入ろうか。あっ、いや、お店に向かおうってことね。」(アキオ部長)

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5分程歩くと、京王プラザホテルが見えてきました。
本日のお目当ては、「銀座 久兵衛 京王プラザホテル店」です。

憧れの久兵衛へ

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お店へ伺うと、カウンターの座敷席に案内されました。
この京王プラザホテル内のお店は、和モダンで有名な建築家がデザインを手がけたようで、細部にまで日本の繊細さがにじみ出ていてハイセンス。
明るく清潔な店内に、なんだか心地いい緊張感を感じます。

カウンターから大将が、「いらっしゃいませ。お待ちしておりました。」と、気持ちよく声をかけてくれました。
目の前で職人さんがにぎる姿を眺めながら、おいしいお寿司を頂くなんて・・・。なんて贅沢なんでしょう。

頼れる男前な上司

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いつもと違う雰囲気に少し緊張していると、
「アヤ嬢はいつも通りビールでいいよな?大将、生ビールを2つお願いします!」と、アキオ部長。
このアキオ部長の心遣いと、毅然としたいつもと変わらぬ男前な姿。
本当に素敵だわ。編集部のあのへなちょこ男どもに見習ってほしいものです・・・。

「アヤ嬢、激務に耐えてよく頑張った!乾杯!」(アキオ部長)
「ありがとうございます!お寿司のために…、いや、グルメR25をさらによいものにするために頑張りました!」(アヤ嬢)

 まずは旬で新鮮なおつまみで

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「今日はおこのみでお願いします。まずは、おつまみかな。」(アキオ部長)
「はい。では、まずはこちらをどうぞ。」(大将)

1品目から、私の大好物のイクラの醤油漬けが出てきました。
早速、いただきます!
つぶの大きなイクラで、プチプチとした歯ざわりがたまりません。
薄皮がプチっとはじけるたびに口の中にトロ~っと旨味エキスが広がります。
味付けのお醤油も上品な味で、イクラの旨味を引き立てます。

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「アヤ嬢は嫌いなものとか苦手なものとかあるんだっけ?」(アキオ部長)
「いえ、全くありません!今日はお昼も抜いてきました!」と、今夜の意気込みを込めて力強く返事をします。
「おお、そっか…。それは何よりだ・・・。」(アキオ部長)

「大将、今日何かおいしいもの入ってます?」(アキオ部長)
「この季節は、シマアジやサンマがお勧めですよ。」(大将)

「じゃあ、それを。あと、僕は貝とタコが好きなんで貝とタコは後でください。あとはお任せしますよ。」(アキオ部長)

「アキオさん、さすがですね。
私、こういうお寿司屋さんに来るの初めてなんですけど、アキオさんと一緒だから安心です。」(アヤ嬢)
「寿司屋では食べたいものを頼んでいいんだよ。
おこのみの場合は、自分の好きなネタや苦手なネタを伝えておけば安心でしょ。」(アキオ部長)

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おつまみ2品目は、今が旬の「シマアジ」と大将おすすめの「穴子のキモ」。
「シマアジ」は脂がのっていてとっても甘くておいしいです。
なんといっても、プリプリとしていた歯ごたえがたまりません。

「穴子のキモ」は、苦みのある大人な味わい。お酒にとっても合う珍味です。ビールが進みます。
アキオ部長は、気にいったようです。

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カウンター越しに板前さんのテキパキとした動き、そして繊細な手さばきを見ることができます。
目の前で調理している様子を見て、できあがったものを頂くいうのは大変楽しいです。

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おつまみ3品目は、彩もきれいに盛り付けられた「サンマの炙り」
旬で新鮮なサンマは肉厚で、とにかく脂がのっていておいしい。口の中でとろけます。
大根おろしとしその葉の香りと味のアクセントが、爽やかな後味を残してくれます。
新鮮なサンマをそのまま頂いても充分おいしいと思いますが、
素材のよさを知っている職人さんの工夫によって、
よりこの素材の旨味が引き立てられておいしく頂けるんだと感動しました。

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「はい、これどうぞ!食べてみて。」(大将)
「ん?何ですか?これは…。」(アヤ嬢)
「穴子の骨ですよ。結構うちのお店エコなんですよ。(笑)
無駄なく隅々までおいしく頂けるので、ぜひ召し上がってみてください。」(大将)

冷たい油からじっくり揚げているとのことで、とっても柔らかくパリパリとして歯ごたえ。
塩加減が絶妙で、ビールのつまみにとても合うお料理です。
もちろん、アキオ部長は隣で夢中で食べています。

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おつまみ4品目は、「マグロの切り落としの炙り」
ジューシーでしっかりとした味でとくかく驚きました。
お魚なのに、まるでお肉をいただいているかのようです。
柚子こしょうとの相性も抜群です。

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おつまみ5品目は、「平貝の磯辺焼き」
「へー、磯辺焼き。うまそうだね。」貝好きなアキオ部長の期待が高まります。
パクリ!
「ん~!磯のいい香りが口に広がるね。歯ごたえもよくていいね!磯辺焼きにすると、なんだか香ばしさも出てるね。いやー、うまい!」と、アキオ部長は大満足の様子。

「それそろ、握りにいきますか?」(アキオ部長)
「はい!!喜んで!!」(アヤ嬢)

高級寿司を心から堪能!

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「大将、それじゃあそろそろ握りをお願いします!」(アキオ部長)
「はい。」(大将)

いよいよ、お寿司を握ります。
板前さんがお寿司を握る姿というのは、なんだか神聖に感じ、私たちにもいい緊張感が伝わってきます。

シャリを右手につかみ、ネタを左手に。
板前さんのそれぞれのリズムで寿司を握ります。

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「はい、どうぞ。」と出された握りは、「マグロ」
きれいな色の赤身に上品に脂ののった肉厚の中トロ。

「わお!」2人同時に思わず、溜息をもらします。

「寿司は新鮮なうちにすぐにつまむ。これは職人さんへの礼儀だぞ!」(アキオさん)
「はっ…」(アヤ嬢)
返事も途中で一口でペロリ!

口の中でとろけるとは、まさにこのこと。
脂の上品な旨みが口の中に広がります。

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2品目は、「タコ」
アキオさんの大好物です。
ゲソは甘ダレで、身はシンプルにお塩で頂きます。
アキオさんの教えの通り、早速ペロリ!
「おいしい~!」(アヤ嬢)

「あはは、いい食べっぷりだね。それじゃ、俺も・・・」(アキオ部長)

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「おっおい!それは俺の…。」(アキオ部長)
ペロリ!!

「あ、スミマセン、あまりのおいしさに私ったら夢中になってしまって。」(アヤ嬢)
呆然とするアキオ部長。
「俺、タコ好きって言ったじゃないか・・・。」(アキオ部長)

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「いいよいいよ、気にしないでお食べ。」(アキオ部長)
「さすがアキオさん!」(アヤ嬢) バシッと肩を叩く
「痛ッ…。」 (アキオ部長)

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3品目は、「エビ」
一つはタレ、一つは塩と軽く柚子を絞ったものと、2つの味を堪能できます。
火を軽く通していることで、とってもプリプリっとしていた触感を楽しめます。
こんなに甘味があり、食べごたえのあるエビは初めて食べました。

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4品目は、「コハダ」。5品目は、「ウニ」
ウニがこぼれんばかりに贅沢にのった軍艦巻き。
大将の話を聞くと、なんと久兵衛の先代がこの軍艦巻きを初めて作ったとのこと。
さすが昭和10年創業の老舗です。

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最後の握りは、私の大好きな「穴子」
こちらも、タレとお塩の2つの味でいただきます。
口に入れた瞬間にやわらかく炊いた穴子の身がふわっととろけます。
穴子の旨みが口の中にこれでもかと広がり、〆となる握りにふさわしい大満足の逸品です。

お礼の言葉プライスレス

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アキオ部長は私が席を外した隙に、お会計を済ませてくれていたようです。
なんて、クールでスマートな男性なのかしら。

「あの、やっぱり少し払いますよ。」 (アヤ嬢)
「いーのいーの、今日は頑張ったご褒美。また頑張ってね。」(アキオ部長)
「ありがとうございます!アキオさん私、お寿司のために頑張ります!」 (アヤ嬢)
「あ、いや、ご褒美はたまにね。」(アキオ部長)
「わかってますって~。月に1回も連れて行ってもらえれば十分ですよ~。」(アヤ嬢)
「…」(アキオ部長)

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クックックッ笑。
かわいい乙女アピールをしておいて、今回もおねだり成功だわ。
さて、アキオさん「おねだり済み」っと。
次のターゲットは誰にしようかしら。

【おこのみ】
イクラの醤油漬け、シマアジ、穴子のキモ、サンマの炙り
穴子の骨のスナック、マグロの切り落としの炙り、平貝の磯辺焼き
握り…中トロ、タコ、エビ、コハダ、ウニ、穴子

【ドリンク】
生ビール(840円)×4杯 

合計30,000円 

2時間

素材を活かす職人技★★★★★   おねだり成功!★★★★★

[エリア 新宿] ジャンル イタリアン

銀座 久兵衛 京王プラザホテル店

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